インディアナポリスが1年のうちで最も盛り上がる時がやってきました。
そうインディ500レースが始まります。今年は5月上旬のオープニングデーから決勝の30日までの3週間の大イベント。
インディ500は自動車レースに興味がない人でもフェスティバル・クイーンコンテストやサーキットも走る全米最大規模のミニマラソン、有名人を呼んでのパスタディナーパーティや100近いグループが参加するパレード、子供のお祭(キッズデー)、サーキットが開放されドライーバーやマシンとファンとの交流イベントの開催(コミュニティーデー)などのイベントがオープニング以降次々に開催され、決勝日には40万人を超える観客がインディアナポリスの街を埋め尽くし街中がお祭騒ぎとなるので充分に楽しめます。
当日はサーキット沿いのジョージタウンロードには縁日のようにグッズや食べ物を販売する店が並び、サ―キット上でも有名人たちによるパレード、バンド演奏、白バイ警官隊によるパフォーマンスなど色々なアトラクションが開催されます。
今年はモーガン・フリーマン(アカデミー賞候補)が2004年型コルベット・コンバーチブルでスタート時に33台のマシンを先導する予定。
決勝のレースは時速200マイル(362キロ)以上のスピードで競い合い33台参加中の4,5台のトップ集団が500分の1秒というタイム争いをするとてもエキサイティングなレースです。
インディ500は1911年に始まり「パリ・ダカール・ラリー」、「F1のモンテカルロ戦」とともに、世界の三大レースに数えられる程です。 優勝賞金2億円、賞金総額も10億円を超えるモータースポーツの中でも特に注目を集める大イベントです。
インディ500は「インディカー・シリーズ」の中の一戦(第4戦)ですが、そのシリーズの中でも特別なレースでもあります。
インディカー・シリーズって何?
インディカー・シリーズは1年間で16戦の試合があります。 第3戦はシリーズで唯一アメリカ以外の場所、日本のモテギで行われるので日本人ファンも大勢います。 世界各国からドライバーや観客が集うアメリカ最大のモータースポーツでもあり、最高峰のオープン・ホイール(フォーミュラーカー)レースです。
細かいルールなどそれ程知らなくても予選でのタイム順のグリッドからスタートして最後に一番早くゴールしたマシンの勝ちといった極めて分かりやすいレースです。 優勝者が50ポイントで最下位の33位でも1ポイント。それぞれの試合でのポイントの総計でその歳の優勝者が決まります。
インディ500の歴史
簡単にその歴史をご紹介すると、インディ500は長年にわたりUSAC(United
states Auto Club)が運営していましたが1980年インディカー・レース・チームのオーナーが集まりCART(Championship
Auto Racing Teams)という組織を結成し、各地のレースイベントを支配しはじめました。
レース会場はホンダやトヨタ、メルセデス、シボレー、フォードなどのエンジン競争のような雰囲気。 しかしターボチャージャー付のオープンホイール・マシンを使ってのCARTシリーズはお金が掛かりすぎるとの批判から90年代初めにIRL(Indy
Racing League)という独自のレースが展開されます。
IRLではマシンをもっとシンプルにしてお金の掛からないものにする為にターボエンジンを禁止し、その代わりV8エンジンと指名されたシャーシメーカー及びエンジンサプライヤーを使う事でコストを抑えるようにしました。
1996年に行われたIRLはわずか3レースのみでしたが、その中の一つにインディ500がありました。
しかもインディ500より前の2レースでの得点順によってスタートグリッドが決められる為にインディ500に参戦する為にはIRLに参戦しなくてはならないのです。
これに対抗したCART側はインディ500が開催される同時期にMIS(Michigan International
Speedway)でインディ500形式の500マイルレースを開催し、数年にわたり同じようなレースが同時開催されました。
しかし歴史あるインディ500に参戦したい有名ドライバーが次々にCARTからIRLへ移行し、インディ500の人気を裏付けました。 昨年2003年からはIRLもインディカー・シリーズに名称変更され、全米中の有力チームと人気ドライバーが殆ど参加するシリーズになっています。
簡単なルール
インディ500をより楽しむ為に少しだけルール紹介しましょう。
インディ500は他のレースと少し違いがあります。 予選は5月の第2週と3週の週末に2回に分けて行われます。参加選手一人ずつコースを走り4ラップした中でベストタイムが予選タイムとなります。
決勝に進めるのは33台。この33台の中に入る為のボーダーラインぎりぎりでの争いもこのレースの魅力です。予選で一番早かった選手がポールポジションを獲得出来る。そして前述した通り一番早くゴールした人が勝ち。
フラッグの種類
| グリーン: |
スタート
ペースカーの先導で規定のラップを走った後、グリーンフラッグが振られてスタートとなる。 |
| レッド: |
レースの中断
事故やマシン、その他障害物がコース上にあったり雨でレースが不能となった場合などにレッドフラッグが振られる。 この場合全てのマシンはピットレーンに戻り再スタートを待つ。 この間燃料補給やマシン調整は出来ない。
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| イエロー: |
一時中断
コース上に障害物がある場合に振られる。 この場合その時点での順位が確認され、ペースカーの先導でその順位通りにゆっくりと走る。 順位が確定されればピットイン出来る。 |
| ブラック: |
ペナルティ
危険行為やピットでのスピード違反などのペナルティの時にブラックフラッグが振られる。 この場合ピットスルー、ストップ・アンド・ゴー、一定時間ピットインの3種類のペナルティがあり、オフィシャルの指示に従う。 |
豆知識
1ラップの瞬間最高時速を出せば良い予選と違って、決勝レースでは燃費が重要な要素となります。 レースマシンのタンク容量は最大35ガロンと決められています。 レース中何回でもピットイン出来ますが当然ピットインの回数が多くなれば遅くなる。
従ってドライバーは出来る限りピットインの回数を減らしたいので、イエローフラッグが振られた時にピットイン出来るよう燃費を計算したり、タイミングを計りながらレースに臨んでいます。
注目の選手
インディ500の注目選手は、当サイトのブリリアントピープルでも紹介した高木虎之介選手。 それと日本人では新人の松浦孝亮選手、日系のロジャー安川選手。 そして優勝候補としてズバリ、オハイオ州ディファイアンス(TOLEDOの南西)出身のサム・ホーニッシュJr. 彼は01,02年のシリーズ・チャンピオンで、今年から名門チーム・ペンスキーに移籍。
ペンスキーは01年からインディ500で3連勝中!去年優勝のブラジル人のジル・ド・フェランは引退してしまっていますが、同じブラジル出身のエリオ・カストロネベスも優勝の有力候補。 彼は01,02年のインディ500優勝者。 ホーニッシュJr.のチームメイトでもあります。
成績の期待とは別に、紅一点のサラ・フィッシャーもオハイオのコマーシャル・ポイント(コロンバスの南)出身。 彼女はトヨタ・エンジン搭載マシンでの出場です。
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| 会場: |
Indianapolis
Motor Speedway
4790 W. 16th St. Indianapolis, IN 46222
詳細地図
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URL:
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www.indy500.com
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★ プロのライターによるインディ500情報 2004
★ プロのライターによるインディ500情報 2005
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