アメリカの学校はもちろん、公立と私立があります。
公立の教育は州によりかなり違うとは言え、公立校。その点、私立校はカリキュラムも自由なので魅力的であります。また最近問題になってきている服装の乱れなども私立校では制服の場合が多く、親としても安心、かつ楽かもしれませんね。
さて、アメリカには公立、私立校の他にも学校として認められているものがいくつかあります。
まずはホームスクール。
中西部に引っ越してきてから、周りにホームスクールで育ったという人が多いのに驚かされました。また友人でもホームスクールをしている親がいます。
ホームスクールと聞くとつい、全米を飛び回っていて学校に行く時間がないのか、あるいは学校で何かがあって登校拒否なのかと考えかちですが、実は最近のホームスクールをしている親は自らホームスクールの道を選択していることが多く、親は高等教育受け、離婚をしていない、家庭的に安定している家庭が多いこと統計で明らかにされていたりします。
宗教的な理由で、進化論を教える公立校への反対、あるいはドラッグなどの社会的乱れへの懸念からホームスクーリングをする親が多いのです。 ホームスクールを支援する団体が経営する学校へ通わせる親もいますが、多くは親が先生となり自宅で教えている場合が多いです。
学校とは違い、博物館などへ出かけたり親なりに子供の能力を伸ばしたり教科書だけの学習ではない様々な機会を設けて揚げられるのが特徴かもしれません。またホームスクールをしている親達が集まって学ぶ機会を設けていたりもするようです。
ホームスクールは学校として認められた制度ですが、中学過程を終えるまでは終了認定がありません。また高校課程は最後の 1 年だけ学校に通い、認定をもらったり、あるいは通信制で GED と呼ばれる General Equivalency Deploma で高校卒業の認定を得たりします。
比較的学力が高い子も多いので、そのまま大学へ進学する子も多いですが、その場合は
SAT ( Standard Achivement Test )あるいはは ACT ( American College Testing )を受け大学に入学します。大学はこの二つのテストの成績で入学を許可することが多いので、ホームスクールからの大学入学者も意外と多いのです。
スペシャルエデュケーションというのは学校に併設された、学習上に障害がある児童への教育プログラムです。知能的な障害であったり、行動的な障害だったりしますが、 20 歳位までの義務教育のことが多く、こちらも個人の能力に合わせて進級し、少人数で教育を得ることができます。逆に能力があると判断された場合は、ギフティッドのプログラムがあります。その子供の能力をより伸ばすクラスが設けられています。
高校レベルになると、ボケーショナル、チャーター、マグネット、アルタネーティブと呼ばれる特殊認定校があります。
ボケーショナルはいわゆる専門学校です。自動車の溶接、 PC スキルなどなど直接就職に役立つ技術などを教えてくれます。
チャータースクールとは、州で認められた、しかし州が設立した学校ではない学校です。基本的にカリキュラムなどは自主性に任せられますが、州からの認定を受け補助金を受けている学校です。
マグネット、アルタネーティブスクールは、専門学校的な要素があり、普通高校を退学した子供達を受け入れたりする学校のことを指します。
州の認定した義務教育完了年齢(アメリカは受け入れの年齢にも幅があったり、小学校からも留年があるので、同じ学年だからと言って同じ年齢とは限らない)が過ぎれば中退しても構わないし、中退率も高いのです。
通常は高校を卒業すると高校卒業資格の The High School Diploma がもらえますが、 普通校を中退し、これらの学校に進学する人あるいは、 GED ( General Educational Development )という認定証を取って高校卒業と同等の資格を得ることが出来ます。
大学などの高等教育にもアメリカは色々な幅があるのは知られていますが、初等教育からすでに色々な幅があるのですね。
日本と違うので複雑に感じるかもしれませんが、お子さんにあった教育方法を見つけたり能力に沿った教育を受ける選択肢が多いのもアメリカの特徴かもしれません。
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