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アメリカで輝いている人 VOL.46
高橋 昭彦 さん (Mr. Akihiko Takahashi) 
DePaul 大学 助教授
 
 
アメリカで活躍されている方々にインタビューをし、その人の活躍の場、内容、素顔を通じ
よりアメリカを知っていこうと企画された “Brilliant People” 輝いている人!

第46回目に登場いただくのは
大学 助教授の  高橋 昭彦 さんです。


高橋さんはDePaul 大学で数学教育指導法を教える傍ら全米各地の教育委員会、大学にて数学教育に関する講演、
ワークショップを行っています。
2006 日本の算数教科書を英訳し、世界各国から注目されている日本の算数教育の質の高さをアメリカを中心に
各国に紹介しています。

−経歴−

1955 年 東京生まれ
      東京学芸大学数学科卒業後、公立学校教諭を経て東京学芸大学附属世田谷小学校教官
1998 年 渡米、 University of Illinois Urbana-Champaign にて博士号を取得
2002 年 DePaul University 助教授、現在に至る
2006 年 日本の算数教科書を英訳

日本数学教育学会誌編集委員、東京書籍算数教科書著者
 


現在の仕事

アメリカで数学の教員になる為の学生を指導しています。
アメリカの先生は数学があまり強くないので、先生向けにセミナーを開いたりもしています。

世界各国を飛び回られてご多忙なのは、そういったセミナーが多いからですね

日本の数学のカリキュラムが凄く良いのです。最近日本の教育は駄目だと世間一般では言われていますが、決してそんな事はないのです。それどころか外国からは日本の教育システムはなかり注目されています。ですから日本にも行って、日本の先生方にもっと自信を持って教えてくださいとご進言しているところです(笑)

来月もアメリカ、カナダの先生や教育委員会、数学者など 35 名程を連れて日本に行き、教育の現場を見せたり、セミナーを開いたりする予定です。その後アジアにも行きますし、この夏場の最高の時期にシカゴにいる機会が少ないですね(笑)

アメリカには何故来ようと思ったのですか?

アメリカの数学教育を勉強しようと思ったからです。丁度インターネットの時代で私が行ったシャンぺーンはモザイクの出来た所ですからね。

小・中学校レベルの数学では視覚化、モデル化が課題だったので、テクノロジーを利用したいと思ったんです。そして何故かそのままアメリカに居るんです(笑)

アメリカにお住まいになられて如何ですか?

日本の良さは何かと改めてアメリカ人に聞かれると今まで以上に見えてくるんですね。その国の文化の中に入っていると見えないものでも外から見ると良く見える。

アジア諸国の中でも日本の数学教育は注目されています。今度シンガポール、タイにも行き、博士課程の学生に授業をしたり、セミナーを開催したりします。インドの数学レベルが高いと良く言われますが、それは一部のトップレベルの人達、エリートの話しで公教育ではないですね。まだ、発展途上の国では学校へ行っていない子供も沢山いますし、教科書のない国も沢山あります。お金がなくて買えなかったり、作るノウハウもないのです。

何故数学を?

子供の頃は勉強はそれ程好きじゃなかったんですけどね(笑)
学芸大学に入った頃教える事は大切、面白いと思ったんです。

数学は嫌いじゃなかったんですが、小・中学校の時は型にはまっていて面白くなかった数学も大学に入ってクリエイティブ、創造的なものがあり、先生の解き方ではなく自分のやり方を見つけられたりして楽しかった。問題を与えられるだけじゃなく、創れる。そういった自由な所に興味があったんですね。

日本の数学というと答えは1つ、アメリカでは複数という話しを聞いた事がありますが

それは全く逆ですね。確かに昔は1+1=2のような杓子定規でつまらない時代がありましたね(笑) 丁度私が大学の頃が数学教育の転換期でした。教え込み、詰め込みではなく考え方を育てる時代。今でも残念ながら中学、高校では受験用の詰め込み教育が主流になってしまっていますが。

ここ 20 年くらいで日本の教育は変わりました。この教科書をご覧頂くと良くお分かりになると思いますが、A君はこういう考えをして、この答えを導き出した、B君はこう、C子さんはこうといった具合にプロセスを教えて、その後に回答を出しています。

日本はこれほど良く変わったのに、アメリカは変われなかった。これは先生達の努力、改善の成果です。

日本の先生は新聞などで叩かれて可愛そうですよ。日本の先生方は優秀ですよ。これではマスコミが率先して子供達にいじめのお手本を見せているようなものです。

日本の教育は良くなったとの事ですが、どのように変わったのですか

The Teaching Gap というベストセラーになった本があります。これは 90 年代前半の研究で日本、アメリカ、ドイツを比較しているものなのですが、日本の教育は世界で注目される程良くなっています。しかしアメリカの教育は 100 年前と殆ど変わっていない。

アメリカの教育者にこの事を指摘すると、アメリカは広いし言葉がしゃべれない人も多いと言い訳をしてきます。しかし中学 2 年生の数学の授業をビデオに撮ったものを見せるとアメリカでは都会でも田舎でもやっている事は何処も同じ。かなり驚かれます。アメリカではせっかく打ち出された新しい理念も生かされていないんです。

何故日本は伸びてアメリカはそのままだったのですか?

日本は授業研究という先生方の研修があります。先生達が集まって授業案を立てる。それをもとに実際に授業をしてみて、子供が学習する様子を見て、皆でディスカッションしながらアイディアを出し合いより良いものにしていく。

しかし、アメリカはとても個人的なシステムです。教室で教え、子供達が帰れば自分も帰る。先生同士の交流も少なく、私の教え方に口を出さないで欲しいといった態度です。ですから、自分が教わったイメージで人にも教えますから、非常に個人差が出てしまうのです。

日本にはこういった改善のシステムがありますから、アメリカで発表された最新の研究が日本流にアレンジされ、現場に浸透していく。日本独自の良さにアメリカの最先端の発想、良さが加わってくるわけです。

アメリカの最新システムを導入して日本は成功しているのですね

そうですね。しかし一概にそうとも言えないところもあります。例えばアメリカで論文を発表するとします。そこには新しい理念が盛り込まれていると、実態を見ないで論文に飛びついてしまう。その理念が必ず成功するとは思えない。もし失敗したとしてもそれをペーパーで纏める人はいないですからね(笑)

例えば失敗例としてはどんなものが挙げられますか。ゆとり教育などですか?

日本のゆとり教育のゆがみは出ていますね。ゆとり教育の理念としては悪くないのですが、週休 2 日制にする事によって全教科の内容を一律 30% 削除してしまった事に問題があります。

これは詰め込み教育と言われない為にばっさり切ってしまったのでしょうが、私立は以前と変わらない訳ですから、公立と私立の差は歴然と出てしまいますよね。もっと教育に従事している人達からの意見を取り入れるべきですね。

しかしカットされた分は今後頑張って取り戻せば良い事ですからね。それよりも問題なのは今日本の政府がやっている少人数の習熟度別の教育方針です。これは学力が低下したから遅れた子供達を集めて良く勉強させるというものですが、与えられた同じ条件の中でやろうとしているわけですから先に進んでいる子はもっと先に行ってしまう。

能力の差を縮めようとしたら差がもっと広がってしまったという結果を招いた、とんでもない事になってしまったシステムです。アメリカでは10年も前に廃止されたやり方です。

理念としては遅れた子供も頑張れば上のクラスに上がれる。やる気が出て良い、という考え方なのですが、実際には同じ時間内でやるしかないわけですから不可能なのです。そればかりか最初に入ったクラスで一生が決まってしまうというリスクもあるのです。

差が出るとどのような問題が生じるのでしょうか

差が広がるという事は落ちこぼれが出てしまうという事に繋がります。落ちこぼれをつくると言う事は生産性の低い人をつくるという事。そういう人を出来る人が支えなければならない、皆でカバーしなくてはいけない。そういう社会は絶対に伸びない。遊んでいる人を支える程日本は豊かではないんです。

悪い例ですが、刑務所に入るような子をつくると言う事は、刑務所での生活を支えなければいけない。刑務所を維持する、そこで生活する人を支える、その費用は平均のサラリーよりも高い支出となるのです。

教育の力は大切です。差が広がれば、それがどこかで返って来る。より高いレベルの子を育てる、能力を伸ばす事はとても良い事ですが、それを支える高い平均値を作らなければなりませんね。一度ついた差を戻すのは大変な事です。差はどんな状況でも当然でますから、それが悪いわけではなく、わざわざ差をつける制度を導入する必要はないと言う事です。

日本の教科書を英訳されたと聞きましたが

はい東京書籍さんの協力で日本の小学校の教科書を英訳し、アメリカの大学で学生ばかりではなく、授業研究の仕方などが分からないアメリカの先生にもこの教科書を使って教えています。読売新聞やジャパンタイムズにも取り上げられました。

日本の教科書はシンプルに良く纏まっていますから、英訳されたこのテキストはとても重宝されています。シンガポールの教科書も、もともと英語で書かれていますから、なかなか評判が良いんですよ。

アメリカで使う為に編集されたのですね

初めはアメリカで使用する為に作ったのですが、先程お話しましたアジア諸国でも使われています。

それと面白い事に日本でも良く売れているのです。これは日本で英語を勉強すると日常会話や文法など決まった事をやりますが、英訳された数学の教科書を使う事で全く違った観点で英語を勉強する事になるのです。一度第一言語である日本語で勉強した内容ですから、英語で学んでも良く分かるわけです。

あるセミナーの時にこのお話しをしたら、聴講されていた日本のドリルの会社の方が大変興味を持たれて、ドリルの英訳も頼まれました。今度それが発売される予定です。

日本の教科書とアメリカの教科書は何か違うんですか?

随分と違います。日本の教科書はミニマム・エッセンシャル 要点を上手く纏め生徒にも分かりやすく構成されています。そして指導日数より少ない時間で全ての内容を教える事が出来るようになっています。

ですから、どの生徒も教科書に書かれている事は最低全部教えてもらう事が出来るのです。そして余った時間で先生がプラスして教えるようなカリキュラムになっていますから、最低限のレベルがしっかりしていて全体の平均が上がり、そこにプラスアルファされるのですから教育のレベルが高くなります。

一方アメリカの教科書はご覧の通り随分と分厚い。この中から先生が内容を選び教えるようになっています。日本と違い全員が同じように全てのページを学ぶようにはなっていないのです。

従って良い先生に教えてもらえると良いのですが、そうでないと教えてもらえない所が出てきてしまい、随分と偏った内容になってしまいます。学力レベルの差が教える先生によって出てしまうという事ですね。

それとアメリカの教科書はこれだけ分厚い本ですから、生徒がひとりひとり教科書を買うのではなく、学校が買って1年間生徒に貸すという図書館のような形をとります。だから夏休みに復習、予習をやったり、教科書に書き込んだり、学年が変わってから見直そうという事は出来ないわけです。

もう1つ日本の教科書の優れている点は小学校6年生までの内容でアメリカの中学3年生くらいまでのかなりの部分までをカバーしているという事です。しかもアメリカの教科書は何度も同じ事が繰り返し書かれていますから、生徒にとっては 「それは去年もやったよ」 という事になり飽きてしまうんですね。

先生の違いもありますか?

これもありますね。先程のように日本の先生は授業プランをみんなで集まって研究するといった全体で良くしていこうという考え方を持っています。また、生徒と一緒に受け持ちの学年が上がっていく。すなわち去年3年生を受け持った先生は今年は4年生というように担当する学年が変わりますから、先生も勉強をする。

しかしアメリカの先生達は3年生を教えていたらずっと3年生。エキスパートにはなりますが、違った学年、先生がどのような勉強をしているか分からない、先生の成長はないんです。

日米学生の違いは

アメリカの学生は良く勉強すると言われていますが、基礎的なところは弱いですね。一部の学生を見ると素晴らしい子供達は沢山いますが、押並べてみると日本の平均値は高いです。日本の労働者レベルが高いと言われるのは肯けます。日本の成長は教育が支えていたという事を改めて感じますよ。

アメリカの一般的な大学生でもこの小学校の平行四辺形の面積を求める計算が出来なかったりします。ご存知の通り平行四辺形の面積の出し方は“底辺x高さ”なのですが、何処が底辺で何処か高さが分からなくなってしまう。知っている知識を自由に使って出来ないんです。

日米の教え方、考え方の違いはありますか

あなたはやれば出来ると良く言いますよね。でも結果として出来なった場合、日本では努力が足りないと叱咤激励をしますが、アメリカはあなたには向いていないと言います。遅れているからもっと頑張ろうじゃなく、そこそこで良いという方針です。これでは個人の差はどんどん出てしまう。

こういったお話しは実際に教育の現場にいないと分からない事が多いですね

政府関係者やお役人の方々は時間の都合もあり、アメリカの教育現場を1日や2日くらでさっと視察をされる。日本からの客員教授でも半年から1年くらい。これでは本当の内容を理解するのは難しいですよ。

アメリカの良いアイディアを日本流にアレンジして取り入れるのはとても素晴らしい事ですが、習熟度別のような悪い実績のある制度を取り入れたら大変な事になってしまいます。この話しをアメリカの先生にしたら、何てバカな事をする。アメリカと同じようになってしまうと驚いていました(笑)

日本でも差を認める、地域の特色を生かすという議論があります。でも一番の落とし穴は自分の所が良くなる事ばかりをイメージし、悪くなる事を考えていない。

アメリカでの学校間のレベル格差は激しいと聞きますが

学校間の差が大きいという事は大変な事なのです。アメリカでは公立の良い学校に入れようと皆引越をする程ですよね。それくらいアメリカでは良い学校と悪い学校の差が出てしまっています。

私がワシントン DC の公立学校に招かれて、先生方と話した時のとですが、その校
舎の全ての入り口にセキュリティーがいてメタルディテクターが付いていました。拳銃やナイフなど危険物の持込を検査するためです。授業中に子供が1人で歩いていればすぐに校長室に連れて行かれるのです。

1度授業中に非常ベルがなった事がありました。非常ベルが鳴るから生徒は外へ出る。そこにギャングが待ち構えていて撃つ。仲間からはずれようとした生徒を狙うわけです。

日本でもこういった可能性は十分にあると思います。誰もが出来る、やれば出来るといった期待がなくなると、どうせ上には上がれないといった気力の無さが浮き彫りとなり、一気に崩れてしまう危険性があります。

それではどうすれば良いのでしょうか

学級の生徒数を減らすことですね。現在日本のクラスの上限は 40 名となっていますが、 25 〜 30 名程度くらいが適当なのではないでしょうか。アメリカのように減らしすぎると多様な意見が出てこないといった弊害も出てきます。 1 人リーダー的な強い子がいると、その子の意見に引っ張られてしまうからです。

それと教育にはもっとお金をかけるべきですね。日本は教育が支えて伸びてきた国なのですから、今後もしっかりとした教育をしていかないと日本の未来はなくなってしまう。少子化で子供の数が減っていくのですから、少ない人数で日本を支えていかなければならない時代が来る訳です。ひとりひとりしっかりとした子を育てていかなければなりません。

その為にも子供が減ったから教育にかける予算を減らすのではなく、今までと同じ、もしくはそれ以上のお金をかけて子供を教育していく必要があります。

今日本ではいじめの問題がクローズアップされていますが、アメリカでも同様にいじめの問題はあるのですか?

ありますね。専門ではないので詳しくは分かりませんが、日本では全ての事を先生に押し付けすぎですね。アメリカでは専門のスタッフがいます。これも良し悪しですが、カウンセラーが居たり、生徒の相談の場があります。

日本では LD などの手立てがない。1クラスに 40 名もいたら全ての生徒の面倒を見るのは難しいです。給食費を支払わない子供への連絡も受け持ちの先生がするというじゃないですか。それでは本来先生としてやるべき仕事が出来なくなってしまう。社会も子供も変わってきているのですから、今まで通り先生が頑張りなさいではなく、先生以外のスタッフもちゃんと入れて対応すべきなのです。

アメリカのような飛び級についてはどうお考えですか?

これも難しい問題ですが特例として認める事は良い事だと思いますが、制度として導入する事にはかなりの弊害を伴うと思います。

飛び級を目的としたその他大勢が出てくる可能性が高いからです。特例として飛び級を認めても良い子はいると思いますが、その場合でも OO ちゃんが上のクラスに行ったのだから家の子も出来るはずという親の考え方が押し出されてきます。親は過剰に自分の子供に期待をするんです(笑)

アメリカにはサマーキャンプやホームスクールなどのシステムがあります。試験を受ければ受かるかもしれませんが、やはり飛び級した学年、抜けた所は必ず出てきますし、同年代の友達と切磋琢磨して伸びていく事も大切だと思います。

成功の秘訣について教えてください

そうですね.. 石の上にも 3 年という諺の通りしがみついていれば何とかなる。
諦めたら駄目ですね。

学生も少し成績が悪いといって諦めてしまう。アメリカは選択肢がいっぱいありますから目移りしてしまう。最初にじっくりと腰を据えて臨むのが良いと思います。

数学的に言うと成長のグラフというのは決して直線とは限らないという事です。最初はゆっくりした並行線かもしれませんが、その時期は我慢の時期。いつか突然ぐっと伸びてきます。伸びるかどうかは誰にも分かりませんが、諦めたら何もない。継続は力なりです。

もう1つ。少しづつでも登っていけば、登って初めて見えるものがある事に気がつきます。これも途中で諦めてしまったら、それすら見えないまま終わってしまいます。

それも続けられる環境があればこそですね。仲間や家族が支えてくれる事も大切です。そういう点では私はラッキーですね(笑)

お薦めスポット

DEPAUL 大学のあるこの近辺はとても良いですね。 HALSTED や BROADWAY 辺りは大きなチェーン店ではないネイバーフッドな店がいっぱい。小さな劇場やレストラン、ショップ、ちょっと危ない所や変なところもありますしね(笑)

リンカーンパークやノースホルステッド、湖も良いですね。歩いてみると良い店、良い人がいっぱい居る事に気がつきます。日本食でいえば一統寿司やヨシズカフェなども良いですね。お客さんもそういった人達が来ていますから面白いです(笑)

本日はご多忙の中、貴重なお話を聞かせて頂きまして有難うございました。

インタビュー後記

今回は DEPAUL 大学の中にある先生のオフィスでお話しをお聞きしました。
久しぶりに大学構内に入り学生時代を思い出しました(笑)

数学の教授と聞くとかなり真面目で気難しそうといったイメージがありますが、高橋さんは全くそんな事はなく、気さくでフレンドリー。日本・アメリカの教育の良さ、違い、問題点などについて優しく分かりやすく教えてくれました。

今まで数学というと答えが1つで固い学問と思っていましたが、今回お話しを聞いて全く違う事に気がつきました。というよりは真逆。色々な方法があり、創造的なものだという事が分かりました。だから高橋さんのお話しを聞いていると面白く、色々なアイディアをお持ちの方なのだという事が伝わってくるのです。

日本の数学の教科書を英訳し、それをもとにアメリカの学生や先生、教育委員、数学者などに日本の教育についてレクチャーされる。兎角日本人はアメリカをお手本にしがちですが、日本をお手本にしてアメリカに教えていらっしゃる所が嬉しい(笑)

日本の教育に対して問題提議、一石を投じながらも、日本の教育や先生の素晴らしさを何度も強調される所が教育者としての素晴らしい所だと思います。その文化の中にいては分からなくなっているが外に出て初めて見えるものなのだと感じます。

今回もアメリカで活躍される素敵な方にお会い出来ました。ご多忙の中有難うございました 。
取材・文/小坂 孝樹  
DePaul University   http://www.depaul.edu/〜educate
英訳の教科書・ワークブックに関する情報や購入は http://www.globaledresources.com/
また、記事の内容に関する質問等については atakahas@depaul.edu

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