−経歴−
1974年 静岡県生まれ
1987年 全日本ナショナルカートデビュー A2クラス シリーズ8位
1992年 フォーミュラトヨタレースシリーズ 優勝2回
1995年 全日本F3000選手権 シリーズ2位
1998年 Formula 1 参戦 (Tyrrell)
1999年 Formula 1 参戦 (Arrows)
2000年 フォーミュラニッポン 総合1位
2001年 アメリカ CARTチャンプカー・シリーズ参戦
2003年 アメリカ IRLインディカー・シリーズ参戦(モー・ナン・レーシング) インディ500で日本人最高の5位 |
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レーサーになったきっかけは?
きっかけと言うより小さい頃から車が好きで、親や周りの友人達もレーサーだったので自然とレーサーになると思っていた。車以外にもバイクとかエンジンのついているものは全部好き。12歳で初めてレースに参戦してからずっと面白いと思ってる。
生死を賭けて挑むスポーツですが何か特別な訓練はしてるのですか?
特に何もしてないですよ。ウエイトトレーニングを週に2〜3回程度やっているくらいかな。それよりもメカニックやチームの人達とミーティングをして、いかに速く走るかとか勝つための作戦や車の状態を作ることに使う時間を大切にしてます。
怖いと思う事はないのですか?
ないと言ったら嘘になるけど、あまり思ったことはない。ぶつかったら痛いかなとは思うけど、死ぬとは思わない。危ない人とは争わないし、危険だと思ったらブレーキ踏んじゃうし(笑)。今回のコースはオーバルだから芝と違って右側全部壁なので事故になったらちょっと危ないかな。スピンしたらすぐぶつかっちゃうからね。ずっと左回りだから右腕だけが随分太くなっちゃたし、首も左側だけこっちゃって。多分死ぬかもしれないと感じるような事故に遭った事がないから怖いと感じないのだと思う。
2002年のオーストラリアでの事故は酷かったんじゃないですか。
ああ、あれは酷かったですね。天候も悪かったけど11台を巻き込んだ大事故だった。前の車がぶつかって、そこに巻き込まれて止まっていた時に後ろからノーブレーキで追突されちゃって。前の車を飛び越えて空中で回転して落下。後ろからぶつけられた事も分からなかったし、何が起きたかも分からなかった。生まれて初めての怪我。腕にヒビがはいちゃったんですよ。今まで大きな事故が無かったのがラッキーだったんだよね。普通レースやってれば大なり小なり事故や怪我はありますからね。
でも、もう忘れちゃいました。事故の事や悪いことはすぐ忘れるようにしているんです。次のレースに勝つ為にも良い事ばかり考えてます。
レースの最中は何を考えているんですか?
出来るだけ速く走る事を考えている。タイヤの減り具合とかマシーンのコンディションとかを感じながら、毎回変わる作戦とか勝つためにどうしようかを考えながら走ってる。
今回のレースが終わったら何がしたい?
特に考えてないけど、その時にやりたい事。ショッピングとか何か美味しいものを食べるとか。奥さんと一緒にいるのが好きだから何か一緒にやるかな。旅行とかもしたい。久しぶりに日本にも帰りたい。4月から帰ってないから、半年程日本に帰ってないし。
日本の他にも色々な国に遠征してますが、何処の国が好きですか?
イタリアは良いね。ご飯が美味いし、ローマとかフィレンツェとかの街も気に入ってる。アメリカではナイアガラとかも良かった。食べ歩きが好きだからその国の食べ物を食べようと思って色々チャレンジしてる。アメリカに来てハンバーガーとかステーキとかも食べたけど、それ程美味くはないよね(笑)。
レーサーじゃなかったら何になりたかった?
シェッフ。他のインタビューで聞かれた時もシェッフになりたいって答えてるんだけど、シェッフになりたいな。特にジャンルはないけど、料理を作ったり食べたりするのは好き。奥さんの料理も美味いですよ。
シカゴ印象はどうですか?
シカゴは新しい街って感じがする。特にダウンタウンに住んでるから、色々な所でマンションが建設されたりしてこれからって感じ。ヨーロッパに比べると新しい印象が強い。
シカゴでは何処か行きました?
結構色々行ったよ。動物園とかね。リンカーンパーク・ZOOなんて無料だし。水族館も行った。あっ、博物館で人間の輪切りを見た時はびっくりした。人がスライスされてて色々な角度から体の中まで見る事が出来ちゃう。今の時代ではこんな事出来ないだろうから貴重なものだよね。しばらく肉は食べれなかったけど。
最後に将来の夢は?
楽しく生きたい。生活も仕事も。家庭がうまくいって、仕事もうまくいったら良いね。レースの仕事は出来なくなるまでずっとやりたい。車が好きだから乗れなくなるまでやり続けたい。
本日はご多忙の中、貴重なお話を聞かせて頂きまして有難うございました。 |
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インタビュー後記
時速300キロ以上で走るレースを戦い、日本では敵なしと言われた高木虎之介選手。インタビューの時の飄々とした印象とレースに入ってからは全く別人。12歳から始めたレースの経験と天性の才能に支えらた自信が一見楽観的とも思える言動に繋がるのだろうと思います。最後に「好青年ですね」と声をかけたら「昔は酷かったですよ」と言ったのが印象的でした。すっかり虎之介ファンになりました。これからのご活躍を応援していきます。
有難うございました。
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関連リンク
高木 虎之介 公式サイト http://www.so-net.ne.jp/toranosuke/index.html
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