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 アメリカで輝いている人 VOL.11
 矢野 祥 君 (MR. SHO YANO)
 世界最年少の医学大学院生
 
アメリカで活躍されている方々にインタビューをし、その人の活躍の場、内容、素顔を通じよりアメリカを知っていこうと企画された“Brilliant People” 輝いている人!

第11
回目に登場いただくのは世界最年少の医学大学院生の矢野 祥くんです。
祥君は現在13歳。シカゴ大学メディカルスクールに通う世界最年少の医学大学院生として年上の同級生達と日々勉学に勤しむ傍らピアノリサイタルをひらいたりと多方面でご活躍です

−経歴−

1991年 オレゴン州ポートランド生まれ
1995年 4歳の時にピアノで作曲を開始
1999年 8歳でSAT 1,500点(1,600満点中)をマーク
2000年 9歳でロヨラ大学(Loyola University)に入学。生物学専攻。
     「僕、9歳の大学生」(父・母・本人「常識」との戦い 祥伝社)執筆
2001年 10歳の時にロサンゼルスで開催された国際ピアノコンペティションに出場
2003年 12歳でシカゴ大学メディカルスクール入学
     University of Chicago Medical School  Medical Scientist Traning Program (MSTP)

趣味は読書、ピアノ、ガーデニングという祥君。IQ200を越える能力は勉学ばかりではなく音楽にも才能を発揮。現在、お父様はお仕事の関係でLAへ単身赴任の為、ハイドパークにお母様、妹さゆりちゃんとの3人暮らしです。

本日はピアノリサイタルにお招き頂き有難うございます。
天才と呼ばれるのがあまり好きではないと聞いていますが、ピアノの演奏を聞いているとやはり天才という他
言葉が見つかりませんね。本当に素晴らしい演奏でした。

有難うございます。

ご自分では天才だと思いますか?

それは何と言っていいか分かりません。


でも色々な才能に恵まれていますよね。

はい。それは自分でもそう思います。

今シカゴ大学のメディカルスクールに入学して丁度1年経ちますが、学生生活は如何ですか?

とても快適です。一生懸命勉強はしなくてはいけませんが、クラスメートは皆優しいですし、医学を勉強する環境、設備も整っているので、色々と研究をするのにもとても恵まれています。

苦手な科目はありますか?

特にありません。勉強をする事が凄く好きなので、とても広い範囲で色々な事に興味を持っています。ロヨラ大学では生物学を専攻しましたし、物理、数学、科学も好きです。今はもっと範囲を絞って専門的な勉強していきたいと思っています。

卒業したら何になりたいですか?

まず卒業するまでにM.D. Ph.D. を取得しなくてはなりませんが、将来的には医学、医療の分野の研究をしたいです。医者になるというよりは研究者として色々と研究を重ねていきたいです。教授として人に教えるような事もしたいです。ピアノも続けていきたいし、コンサートなども開きたいと思っています。

友達はクラスメートの他、同年代の子達もいますか?

はい。近所や教会でも同年代の友達と遊びます。でも最近はメディカルスクールのクラスメートと過ごす方が多いです。同じテーマに沿って語ったり、カフェでおしゃべりしたりして楽しいです。

ガールフレンドは?

いませんし、今はあまり興味をもっていません。

趣味は何ですか?

読書。医学や生物、科学などの専門書も好きですし、小説なども読みます。その他ピアノや絵画鑑賞、ガーデニングも好きです。野菜や花などを植えて育てています。体を鍛える為にテコンドーもやっています。

好きな画家は誰ですか?

Wassily Kandinsky, Piet Mondrien とか好きです。

お化けとかUFOとかは信じます?

見れば信じますけど、まだ見たことがないので信じていません。だからお化けも怖くないですよ(笑)

シカゴに住んで如何ですか?

とっても良い所です。環境も良いし、綺麗ですし、住みやすいです。

お父さんと離れて暮らす事は?

寂しいです。数ヶ月に一度程しかシカゴには来れないので、もっと会えると良いのですが。早く一緒に暮らせると嬉しいです。

それではご両親にもお話しをお伺いさせてください。
祥君が人より優れた才能を持っていると気がついたのは何時頃ですか?

4歳くらいの時、ウィーンの音楽大学の先生がこの子はピアノの才能があると教えてくれたのが初めてです。それまで何も気にせず普通に育てていました。その後勉強の方でも才能があるという事が分かりました。

何か特別な教育、育て方はされたのですか?

特に何もしていません。ただその場に応じた教育をさせてあげる事が本人にとっても楽ですから、カリフォルニアにいた時にIQの高い子供たちを集めている学校に通わせました。そこでもスキップして進級しましたから、中学くらいまでは学校は遊ばせる為に行って、もっぱら勉強はホームスクールで母親が教えていました。

何かご苦労された事は?

ないですね。祥も含めて我々家族は皆前向きで明るい性格をしていますから、どんな時でも明るく、楽しい生活をしています。授業に合わせて祥の送り迎えに学校に行かなくてはいけませんから、その点だけは少し大変ですかね。

祥君本人もお母様も本を出されていますよね。

はい、
「僕、9歳の大学生」は第一章と三章が本人、第二章が私、第四章は母親が執筆しました。それと母親が執筆した「私はリトル・アインシュタインをこう育てた」は日本語の他、英語、韓国、台湾、中国語にも翻訳されています。色々な所から出版に際し取材があり日本のTVにも出たのですが、何か面白い事をやってくれとか無理な要望があり少々疲れた時もありました。本を売るために取材を受け宣伝しなくてはならないと言われたのですが、そんな事でお断りしたせいか日本ではあまり売れなかったように思います(笑)

「常識との戦い」というサブタイトルがついていますが。

例えば一般の9歳の子供が大学で勉強をするのは普通ではなく、友達と遊んだり、ゲームをして楽しむのが普通だとすると、祥は一般の普通でいるのが普通ではなくなってしまうんです。かえって普通にする事が苦痛になってしまう。だからやりたい事、好きな事をやらせてあげたいと思います。今はシカゴ大学で勉強したり、クラスメートや家族と一緒に過ごしたり、遊んだり、音楽をやったり作曲したりしている時が一番幸せそうで生き生きしています。今の生活がハッピーなのだと思います。本人が幸せなのが一番だと思いますよ。

ご両親から見ると祥君はやはり13歳の子供なのですか?

子供ですよ。教会で劇をしたり、妹のさゆりと良くゲームをしたりして楽しんでいます。さゆりはイタズラ好きですから祥の物を隠したりして、からかっていますよ。たまに口喧嘩もしていますが、女の子の方が口が達者なせいか口喧嘩ではさゆりに軍配があがっているようです(笑)

同じ年齢の子供達との接点が少なくなったり、年上のクラスメートと一緒に勉強したり、解剖をするなど情緒面での心配はありましたか?

昨年の夏に人体の解剖の授業があった時に臭いがとてもきつくて大変だったようですが、、問題はないようです。条件は他の学生達と全く同じですから、皆で励ましながらやったようです。情緒面でも全く問題はないと思います。大学院の勉強でも自分より年上の生徒が困っていたり、ギブアップしてしまう中で自分はやっていってるので逆に自信を持っている所もあるようです。

今後の教育について何か不安な事はありますか?

不安は全くないです。大学の時はアドミニの中で本当に9歳の少年がやっていけるのか、問題はないか等賛成、反対色々あったようですが、シカゴ大学は初めから受け入れてくれました。年齢の事は一切気にしませんでした。環境もとても良いし、設備も整っており研究するには良い所だと思います。

ピアノでもプロになる程才能があると聞きましたが

勉強の合間にピアノを弾いたり、作曲をしたりしています。依頼があればボランティアでピアノを弾いたりもしています。教授になっても音楽は続けるといっていますし、そうさせてあげたいですね。楽譜が読めると頭を使い出しますから子供がピアノを習うのはとても良い事だと思います。今日のピアノリサイタルも多くのお子さん達が演奏を聞いて少しでも興味を持ってくれれば良いと思って開いたんですよ。これから毎年開催していきたいと思っています。


自慢の息子さん、娘さんですね。

はい。これはどの親御さんも同じ事だと思いますが、祥もさゆりも素直に良い子に育ってくれています。今は学校の勉強も友達や家族との会話も皆英語ですし、アメリカ人として育てていますので日本語も殆ど忘れてしまっていますが、また勉強したくなったら学べば良いとおもいます。本人がやりたいという事を出来るだけやらせてあげたいと思っています。


それでは最後に祥君 シカゴのお薦めスポットを教えて頂けますか?

シカゴは芸術に溢れている街ですから、シカゴ美術館やオリエンタル美術館が良いですね。その他、産業科学博物館、プラネタリウム、フィールド自然史博物館なども好きです。

本日はご多忙の中、貴重なお話を聞かせて頂きまして有難うございました。

インタビュー後記
今回は祥君、さゆりちゃんのピアノリサイタルにお招き頂き、パーティ会場でインタビューをさせて頂きました。
その才能は計り知れない程でピアノは目をつぶっていればとても13歳の少年が弾いているものとは想像出来ない程素晴らしいものです。リサイタル終了後に観客から花束が贈呈される時、舞台の裏に兄妹で戻ってしまうというエピソードもあり、普通の13歳の子供といった可愛らしい面も拝見させて頂きました。

パーティ会場でクラスメート(全て年上)と背比べをして「大きくなったね」等と話しているのを聞くと、クラスに溶け込んでいる様子がうかがえ弟のように可愛がられているのが良く分かります。勉強もとても好きなんだなぁと思います。医学部に入るだけでも大変で、多くのクラスメートが授業についていけずに苦しんでいる時でも祥君は勉強が落ち着いたらピアノの練習や作曲をするなど余裕がある程です。

妹のさゆりちゃんも才能に溢れ、ピアノだけではなくバイオリン、学業の方でもやはりスキップして上の学年にいっているそうです。そしてご両親の素晴らしい愛情に育まれてとても良い子達に育っている事が分かります。家族4人とても仲の良い素敵な人達でした。


今回お話しを聞いて、常識や普通というのは人によって大いに異なる事を痛感しました。祥君の場合才能にも恵まれ、勉強が好きで次から次へと色々な事が知りたくなる。優れた才能が素敵な家族の中で理解され育まれ、アメリカという懐の深い環境がそれを受け入れる。年齢や決まり事にとらわれる事なく、その才能を伸ばす土壌がある。アメリカでさえ州によっては環境が違い、飛び級大学の問題はある程ですから他の国ではもっと難しいのでしょう。今後も医学を通して色々な研究をして、新しい発見を沢山し医療の進歩に貢献して欲しいと思います。

お忙しい中お時間を頂き、大変有難うございました。
                                                            小坂 孝樹

今回のリサイタルで演奏された曲
ルーズベルト大学のRudolph Ganz Memorial Hall は素敵なティファニーグラスに囲まれた素晴らしいホールです。
今回はここで祥君、さゆりちゃんのピアノリサイタルが開催されました。
PROGRAM
Sayuri Yano Two Part Invention
No.9 in F Minor No.5 in E Flat Major
Johann Sebastian Bach
Sonata in G Major, K.283
Andante
Wolfgang Amadeus Mozart
Mzurka in B Flat Major, No1,Op.7 Frederic Chopin
Six Romanian Folk Dances Bela Bartok
Sho Yana From the Partita in C Minor
Allemande, Courante, Sarabande, Capriccio
J.S.Bach
Sonata in E Major,No.1,Op.14
Allegro
Ludwing van Beethoven
From Fantasiestucke,Op.12
Des Abends, Warum, Grillen, Traumes Wirren
Robert Schumann
Impromptu in A Flat Minor No.4,Op.90 Franz Schubert
Romanian Dance, No.1,Op.8 B.Bartok
Sho & Sayuri Slavonic Dance in C Major,No.1,Op.46
For Four Hands
Antonin Dvorak

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