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廃棄物処理施設見学とリサイクリング情報
ホームスクールの団体とピネラス・カウンティの廃棄物処理施設を見学してきました。

まず教室で施設の仕組み、どのようなゴミをどう処理しているかなど、簡単な説明を受けたあと、全員がバンに乗り込み、広大な敷地を一回り。焼却炉では発電も行っていること、毎日1000トン以上のゴミが回収されてくること、間違って貴重品をゴミに出してしまった場合は、100ドルの手数料を支払えばトラックの内容物を探すことができることなど、いろいろ興味深い話を聞くことができました。

特に印象に残ったのは、この敷地内の埋立地は現在標高110フィートで、平地のピネラスカウンティでは高地だという事実。あと50年もすれば、ゴミの山が150フィートのリミット達し、新しい埋立地を開拓しなければならないという話に危機感を覚えざるを得ませんでした。また、現在ゴミとして処理されている全体量のうち、再生利用(リサイクル)されているのはたった30%。同施設に収集された廃棄物を調べたところ、そのうちの76%はリサイクル可能なゴミであることが判明したそうです。カリフォルニア州のように再生利用(リサイクル)率が80%を達成しているところもあるわけですから、これはごみ収集の方法に問題があると思われます。ゴミ減量のキーワードである3つのR、「Reduce(リデュース)発生抑制、Reuse(リユース)再使用、Recycle(リサイクル)再生利用」を子供達と唱えながら、ツアー後も自分達のコミュニティでどのようなゴミ減量活動が行われているかなど、説明と質疑応答が続きました。

私達の住むパスコ・カウンティではアルミなど金属製の缶、1番と2番プラスチック、ガラス瓶(透明、緑、茶色)などを青いビニール袋に入れてゴミと一緒に出すと、収集車がピックアップに来てくれる、ブルーバッグ・リサイクリングというプログラムが実施されています。袋の数に制限はなく、中身を分別する必要もないので、非常に楽な方法です。ただ、新聞、電話帳、ダンボール、空き箱、郵便類などの紙類も収集してくれる地域が多いのに、残念ながらパスコ・カウンティでは収集サービスは無く、公立学校に置かれている回収コンテナに持ち込まなければならないのが少し面倒です。自分の家庭で出るゴミを見ても、紙類が圧倒的に多いので、これを収集車が持っていってくれれば、リサイクル率もかなり良くなると思われます。

その他、電池や携帯電話、インク・カートリッジ、グローサリー用のビニール袋、卵のカートン、眼鏡などは図書館、グローサリーストア、コミュニティセンターなどに回収ボックスが設置されていますし、家電などは廃棄物処理施設で引き取りを行っています。もう一歩先を行けば、生ゴミで堆肥を作ることもできるようですが、ディスポーザーに頼ることが多いので、詳しく調べたことはありません

ゴミの分別などが徹底して行われている日本や、エコバッグ使用がほぼ強制化されているカリフォルニア州などに比べ、フロリダではまだまだゴミの減量化に対する意識が薄いようです。ゴミ回収日に近所を散歩していても、ブルーバッグはあまり見かけません。廃棄物処理施設のツアーガイドの話でも、リサイクリングなどの受け入れ体制は整っているので、市民の意識さえ高まれば大幅なゴミ減量化も可能なはずだそうです。フロリダのゴミの山を減らし平均標高を低く保つためにも、できる限り3つのRを実施していきたいと思っています。


カウンティ別リサイクリング情報ページ:

Pasco:
http://portal.pacocountyfl.net/portal/server.pt/community/recycling/256


Hillsborough (Tampa):
http://www.tampagov.net/dept_Solid_Waste/programs_and_services/recycling_and_waste_reduction/index.asp

Pinellas Countyは市によって回収方法や再生利用可能な廃棄物の種類が若干異なるようです:
http://www.pinellascounty.org/utilities/recycling-directory/municipal_recycling_pgs.pdf

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