シカゴの公立学校のシステムは年々変わるので、現時点(2010年)での大まかなPre-K6/8までのシステムについてまとめました。
地元の学校に通わすかどうかを決める前に、まず10月以降に行われるオープンハウスなどに参加することをお薦めします。
学校区分け地図
http://schoollocator.cps.k12.il.us/
一般的にState pre-kindergarten program と呼ばれている地域の住民対象で無料。地区分けは、道を一本隔てて違う学校になってしまうので、事前に区分け表を見て確認するか、最寄の学校に問い合わせて、自分の住所を告げて確認してもらうとよい。場所によるが、申し込みが遅いと入れないこともしばしばあるので、受付後すぐに申し込むのがベター。学校によって受付時期が異なり、一日2時間30分程度(半日)のうえに、時間帯、午前か午後など学校によって異なるのでこれらも事前に確認必須。無料といえども、学校によってはアカデミックで、リーディング・ライティングに力をいれるなど授業内容も異なるので、事前にオープンハウスなどで見学しておくとよい。
http://cps.edu/Schools/Preschools/Pages/Preschoolforall.aspx
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低所得者や国の補助を受けて生活をしている家庭向け
年間授業料が$10,000 近くかかり、デイケアーなみに一日中。午前8時ぐらいから、午後6時ぐらいまで。無料のpreと異なり、アカデミックやエクストラアクティビティー(音楽、アート、語学)なども受けられためか、費用がかなり高い。ただし、地区は問われないので、将来同じマグネット学校に通わせることを目的で、プレの段階から入学させて学校関係者とコネを作る人も多いのが実情。カリキュラムも学校によって異なるので、事前に見学するとよい。
http://cps.edu/Schools/Preschools/Pages/Tuition-basedpreschool.aspx
Montessori (シカゴ北部3校のみ)Magnet
無料。モンテッソーリ教育で一貫してエイスグレード(14才)まで。
http://www.cpsoae.org/apps/pages/index.jsp?uREC_ID=72694&type=d&termREC_ID=&pREC_ID=121686

2.Kindergarten(5-6才)-K6/8 :
基本的に無料でFull Timeだが(学校によって始まり、終わりが異なる)、予算削減のためキンダーは半日になってしまう学校も。地区分けによって誰でも受け入れるneighborhood program(空きがあれば区外でも入れる学校もある)、受験や勉強力を問われるGEAP、6つのカテゴリー(Math/Science, Fine Arts, IB, Language, Technology, Literacy) のどれかに特色があり近年ではMontessori教育も取り入れ、いずれも抽選で入学できるMagnetと、地区分けで入れるMagnet Cluster がある。
http://cps.edu/PROGRAMS/ACADEMIC_AND_ENRICHMENT/Pages/Academic.aspx
http://www.cpsoae.org/apps/pages/index.jsp?uREC_ID=72701&type=d
シカゴでは、中国語を第二言語として勉強しないといけないが、GEAPや一部のマグネットでは、ラテン、スペイン語、フランス語などを習い、ネイバーフッド(地区分け)の場合を除き第二言語が何になるのかは学校によって異なる。
大都市にありがちで、人種のほとんどがマイノリティーを占めるのがCPSの特徴。学力の格差は激しく、貧富さも激しい都会では、公立学校でありながらもどの地区に学校があるのか、スポンサーの企業や親の献金などによって、授業内容や先生の質などすべてにおいて大幅に異なっている。そのため、これらの援助<がない学校は、たとえ受験を要するギフティッドプログラムであっても一概によいとはいえない。
公立でありながらも、政治に癒着している教育制度のせいで、予算大幅削減が決定された2010年は、多くの優秀な先生が解雇させられているのが現状。特にギフティッド、マグネット、など特別なプログラムへの予算カットは激しいが、これも上記のとおりスポンサーの献金によっては影響も受けない学校もある。
(写真はすべてflickr.com。左の写真は、1クラス生徒が37人に増大させないためのデモ)
日本語を教えるマグネットは
Andrew Jackson Language Academy http://www.jackson.cps.k12.il.us/
Jonathan Burr Elementary School http://www.burrschool.org/
Grant Elementary, Murray Language Academy, Langston Hughes Elementary, Edward H. White Career Academy
郊外の日本語を教えるマグネットと異なり、ほとんど日本人の生徒はおらず、あくまで第二言語としての日本語教育になるので、日本人がご両親の場合や、日本と同レベルの教育進度を期待する場合は、Arlington Heights(郊外)の全日校、または土曜日のみの補習校(どちらも私立)どちらかのほうがよい。
CPSの休み時間(recesse) は、まったくないという学校から、10分から最大で40分(まれ)と学校によって異なる。音楽、語学、アート、体育などは学校によって専門の先生がいる場合と、担任の先生が行う場合とがある。
バスは、ネイバーフッドプログラム(地区内)であれば特別な事情がない限りはない。ギフティッドの場合はどこでもほとんどバスがあり、マグネットの場合は1.5マイル以上6マイル以内、マグネットクラスターはなしなど、プログラムによって異なるので要注意。
http://www.cpsoae.org/apps/pages/index.jsp?uREC_ID=72702&type=d&termREC_ID=&pREC_ID=121717&hideMenu=1
Gifted and Enriched Academic Programs (GEAP):K6/K8
大きく分けて4つ
Classical Schools
学力ベースのテストで受験合格者のみ入学可能。キンダーからの学校と、ファーストグレードからとがある。テストは、毎年12月から始まり2月ぐらいには終了。願書を送ると、受験日通知表が送られてきて、所定の場所でテストを受ける。
この年代では、受験官が問題を読む。1年先を勉強し、理数に非常に強い。ギフティッドが問題解決力を重視するのと異なり、クラシカルは勉強ができないと合格できない。年度途中で入れることはまずないし、キンダーかファーストグレードを逃すと、テストを受けても入れる確立は非常に少ない。
シカゴには、公立学校でも学校の選択の余地があり、子供に適した学校を見つけ出すことができる。ただ、郊外に比べ遅れ気味なのがテクノロジー分野。2008年からは一部のマグネットにsmart boardを導入し、インタラクティブな授業を行うなど、受験やISATもいずれコンピューターテストになるのでは。